20110620

攻略本

posted by ならむら

いよいよ発売日前でございます。
配信直前ってことで閉じていたコンテンツも開放してます。キャラクター紹介も全開放。
好評なら配信後もダウンロードできるネタなんかを追加するのもいいなと思います。

今回の一番のキモの説明書が好評のようで何よりです。
オリジナル版の時にはHTMLで昔のゲームのマニュアル風に仕立ててましたが流石にあのノリは今では通用しないとも思ったが、オリジナル版を知っている人からすれば説明書でも何かしでかすと期待されていると思ったのでこんな形に収まりました。

ややこしいですが、攻略本風味であって実際は説明書です。ちょっとしたガイド付説明書のつもりです。
「ぜんぜん攻略の答が書いてねーじゃねーか!」という苦情はスルーします。だって説明書ですもの。
後々金払わせて販売しでかすつもりの攻略本も、今で言う「完全攻略本」とは違って「徹底攻略ガイド」でしかありません。
原稿読みなおしてみても、そのものズバリの答がほとんど書いてありません。

シメの言葉がお約束、「ここから先は自分の目で確かめよう!」です。最終フィールドのマップ載せてません。

攻略本を売ると言うよりはLA-MULANAに関する読み物を買ってもらう感覚で作っております。
これを作る作業は他の作業もあるので大変でしたが非常に楽しかった。
元々こういう編集デザインみたいなのを専攻する大学に行ってたので「本出したい」願望は強かったし、
ゲーム開発や広報では縛りが多くてストレスがあった分、好き放題やれました。
お値段分は楽しんでもらえると思います。

そんな説明書のコダワリとかも含めて、取材を受けました。
Exciteレビュー:電子書籍なのにホチキス綴じ!? 徹底してレトロな攻略本が素敵〈LA-MULANAインタビュー前編〉
先日行われた最後の映像配信のときにゲストで来てもらっていた池谷さんの記事です。
かなり長いこと話してましたんで、数回に渡って続くのではないかと思います。

今後リリースするゲームでこういう物をやるかどうかはわからんですが、これこそ俺の最近の風潮へのアンチテーゼです。
完全な攻略本があるとゲームが作業に感じてしまう。
内部構造を感じさせないようにイベントを組んでいるのにデータやフラグを完全暴露されてしまう。
攻略サイトやWikiは出てきてもゲーム画面もなくデータの羅列だけになってしまう。

なんかこういう風潮がイヤだったんです。

そんな理由から自分たちが公式で攻略を書いたんです。
データの解説ではなく読み物としての攻略の手本というと上から目線になってしまうが。

なのでこの公式攻略本とは別に自力で完全攻略してくれるサイトが幾つも出てくれればうれしい。
サイト主ごとにアプローチが違う、読んでて楽しいもの。工夫がつまっているもの。
あんまりおおっぴらには言えないが、徹底攻略Wikiを作ってくれるなら画面のキャプチャーとか好きに使ってもらいたい。
商用利用でない限り、著作権とかちっちぇーことはどーでもいいよ。

いろんな攻略サイトを見たいっすよ。

comments

<< Home