20091127

テストプレイを開始する

posted by ならむら

実を言うとLA-MULANAの発売日ってのは内部では決定している。
とはいえパッケージ販売ではないので都合次第では動かすことも出来る。
もちろん我々はNIGOROなので、すでに発売予定日は何度か変更している。

ということで、その発売日から逆算してそろそろ本格的にやらなければならないのがデバッグ作業だ。
メンバーが全員作業でいっぱいいっぱいなので、なかなか通してテストする時間がない。
そもそもデバッグってのは内部事情を知らない、より一般ユーザーに近い立場の人がやらないとわからないことが多い。
しかし製作環境の都合で、誰でもいいわけでなく秘密が守れる人、時間も取れないのでLA-MULANAを知り尽くしている人。
という矛盾したような条件を満たす人を探さないといけなかったんですが、見つかりました。

我々が調べられる範囲で信頼できそうでなおかつLA-MULANAを徹底して遊びつくしている人。確保したよ。

そんなわけで週末から3日ほど俺も東京に出向いて缶詰テストプレイを行います。
1人のテストプレイヤーに遊んでもらいつつ、バグやら報告してもらい、意見を聞き、同時進行で俺が直し作業を行うというものです。
残念ながら、テストプレイの日までにグラフィックや音みたいな後から作業を行うものはほっといて、LA-MULANA遺跡全体をクリアできるまでのデータは出来ていないんだな。せめて滅びの塔ぐらいまでは通して出来るようにと急いで準備しているが、それも怪しい。
なので表の面がめぐれて、裏面には行くことが出来るけど仕掛けがないぐらいの状態でテストしてもらうことになります。
本来なら全ての仕掛けの不具合、変わった攻略ルートを取ると見つかるバグとか、そういうのをチェックしてもらうのにうってつけの人だったのに。

なぜこんな事になっているかというと、このテストプレイの日程を決めてから更なる発売予定日変更があったからさ。
もー。印刷物やWEBのデザインならばっちり「ここまでに終わる」っていう計画立を経験上てられるんだけど、ゲームはわからん。
何?もう2年もゲーム作ってるじゃないかだと?規模が違うぜ。環境も全部未知のものだぜ。
この、必ず予定より遅れてしまう原因の正体を暴かなければこの先も厳しいよのう。
とにかく、現時点で出来ている部分、データ製作を後回しにしてでも仕上げたベースのシステム、操作感やプレイ感覚を徹底的につめるとしよう。

機会さえあればもっと完成間近にまたテストプレイをやりたいところだ。

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