20070827

ひっこしぽろぽろ

posted by ならむら

やっとこ公開。結局こっちが先に公開になりました。
「薔薇と椿」が予想以上の反響をもらってしまい、「次に出すのこれで大丈夫か」と不安を覚えつつも、「まーいっか。内容は充分アホだし。」でそのまま開発。カラスとモグラを踏みつけられるように仕様変更したあたりから一気にゲームとしての面白さがあがった気がします。あとハイスコアランキングを導入してますんで、スコアの桁数が多めです。初日に必死こいて100万点越え出してやったがもう消えてるだろうな。ゲーマーっつーのは恐ろしい物で、開発者が意図しない大技であり得ないスコアをたたき出したりする物です。レベル5あたりで最初から最後までカラスを踏み続けてゴールとか。無理かな。

さて第3弾の「ひっこしぽろぽろ」ですが、ステージがいくつかある訳でもなく、一定の長さのゲームをどれだけの点数でクリアするかと言う内容になってます。こういうゲームを作ったのは初めてですね。これは企画初期にあった「3分の長さの曲にあわせて荷物が落ちる」て言う案の名残でして。この案は実装不可能だったのでなくなっていますが、トラックの動きがエラいことになるレベル5以外はおよそ3分でゲームが終わります。

ウチらのゲームって何がポイントなのだろうといつも思うクセに一向に定まらなくて困ってるんですが、まぁアホちりばめてアホな作り込みさえおもむくままにやってればいいかなと思ってるんですが、今回失敗したなぁーと思うのが山ほど小ネタ仕込んだにも関わらず、スクロールが早いしFlashの画像回転処理があまり奇麗ではなくて、何が飛んでいるのかわかりづらくなってしまった所。


これは最後まで画像データで行くかベジェデータで行くか迷ってたので残っている高解像度画像です。ほとんど見えないならココまで作る必要なかったなー。こういう所で開発時間を無駄に伸ばしてしまっているのでしょう。

おっと、大事な事に触れていませんでした。タイトルから連想される某有名映画ですが、俺は見た事がないのでよくわかりません!「好きな人ができました。」な某映画に雰囲気が似てると思われるかもしれませんが、俺は見た事がないのでよくわかりません!メインBGMの題名は「カントリーロードランナー」です。

20070806

同時に進んでいる企画

posted by ならむら

それは6月頭の合宿での出来事。
Flashゲームは山ほどあれど、斬新なアイディアっていうのはそうそう転がっているものではありません。どっかでみたような、これって昔あったあのゲームと同じやん!とかいろいろあります。そこでFlashゲームとはどんなもんぞやと悩んでいた我々も、持ち寄ったネタになりそうな昔ゲームから面白い要素を抽出して別のものに作り上げてしまうのはどないだ!と思うのは自然の理。ゲームとはこうして進化していったのだ!
そこで遊んだのは敵を追いかけながら障害物をビシバシジャンプしてクリアすると言う単純なゲーム。思いのほか俺が声を上げながら熱中してしまったものだから、こいつをうまく料理出来ないかと言う話題に。

「こういうジャンプするだけ!っていうシンプルなのがいいよね。」
「このスピード感が重要っすね。」
「お、これ例の企画と同じシステムに乗せられるんじゃね?」
「シリーズものっすか!ぎゃはははは。」
「楽して幸せになろうよ。」
「キモは追いかけてジャンプして、ですね。追いかけるって言うので面白いシチュエーションってなにがあるかなぁ。」
「恋人との別れでしょう。車とか電車とか走って追いかけるの。」
「何をジャンプするのよ。」
「そうさのぅ。道に落ちてる石とか?」
「電車に走って飛び乗って女を奪おうか。」
「チャレンジャーやん。」
「じゃあわかった。車を追いかけよう。都会に引っ越す彼女のトラックを追うんだ。」
「何をジャンプするのよ。」
「あ、絵が思い浮かんだぞ。夕焼け前の田舎道を追いかけるんだ。BGMは耳を澄ませばのカントリーロードみたいなのが流れる。」
「だからそれで何をジャンプするのよ。」
「牧歌的なイメージですな。じゃあタイトルは?」
「えーと。」



そんなわけで、宇宙船キャプスターIIと同時に開発が進んでおります。キャプスターがちゃぶ台返しになったので同時進行になりました。先に出来た方から公開しますよ。

20070802

「薔薇と椿」総括

posted by ならむら

やっと薔薇と椿によるアクセス増加も落ち着いてきました。それでもまだDeath Villageのピーク時の倍以上あるんですが。そんなわけでNIGOROサイト開設3ヶ月とたたず来場者100万人を突破しました!ありがとう、ありがとう。こんな大事になるとは思いませんでした。GR3で体験版を出したら「やったーすげぇ1万ヒットだぁ!」と喜んでいた頃を思い出しました。たいしたものが用意出来るわけじゃないんですが、100万COMERS記念品を仕込んでおきました。

さて、そんな恐ろしいアクセス数を叩き出した「薔薇と椿」ですが、いったい何がそこまでうけたのか、作った本人が一番ピンときてないです。「着眼点がすごい!」と言われても、普段から気になってたネタを出しただけ。だっておかしいじゃない、律儀に一発ずつビンタって。髪の毛掴んで蹴り倒して馬乗りになってボッコにしちゃいなYO!でもドラマやアニメじゃ律儀に交互にビンタ。おかしいのに誰もつっこまない。おかしいことが当然のように定着してしまっている。ずっと納得いかなかったんです。あと、「俺の名前はジョージ。…ジョージ・ギブソンだ。」 なぜ2回に分ける。一回でフルネーム言えよ、とかも気になります。
「薔薇と椿」は時間がかかったわりには作業ストップ期間も長かったので最後の方に慌てて作った感じです。なのでろくにチェックも通さずその場の思いつきで絵もストーリーも作ってます。今見ると制作者ですらツッコミ入れたくなる箇所がちらほら。ナチュラルハイってやつだったんでしょうかね。そんな状態の企画をしっかり形にしたduplexさんを仰ぎ奉りましょう。インシャラー。
特に最後の最後に無理して入れてもらったマウス軌跡は、これがなかったら面白さが伝わりにくくなるぐらい秀逸なものでした。


いろいろとブログでもコメントいただいてますが答えられていません。でも読んでます。
「薔薇と椿」に関しては、しっかり考えて作った部分と勢いに任せた部分、なぜこうなったのかわからない部分もあり、まとめを書こうとするとぐちゃぐちゃになる恐れがあるので、えーい面倒だ、まとめてノックアウトだい!ということでこのエントリーの薔薇と椿に関するコメントには全部答えさせていただきます!気になることがあったら聞いちゃいなYO!