20070201

やぁ

posted by ならむら

じゃーん。
みなさんはじめまして。なんつってな!なんつってな!ぶふふー!
さて唐突に始まりましたこのブログ、「3匹が企む」でございます。GR3PROJECTを捨てたのは全てこの為だったんだよ!な、なんだってぇー!?

ことのいきさつをお話しましょうか。
計画はLA-MULANA開発中からすでに出ていました。開発中期から製作進めたいのに仕事で時間があかない。でも作りたい!でも仕事しなきゃ餓死しちゃう。でもゲームのアイディアがぽんぽん浮かんでくる。何、この金にもならないことに対する無駄なエネルギーは?これを仕事のほうにも有効活用できないの?できない?じゃあこれを仕事にしてしまえ!というわけです。
ゲーム作りを仕事にする。今とんでもないことを言いました。だがしかし、これから先も楽しいゲーム作りを続けていくためにはこれしか方法がありません。でなければ10年に1本とか、そういう恐ろしいペースでしか作れません。開発内容公開時に「楽しみです!是非あそばせてもらいます!」といってた人も10年もたてば「今ローンが大変やねん。」とか言い出しかねません。それよりなにより俺のほうが「息子が家庭内暴力やねん。」とか言い出しかねません。実に非生産的です。
とはいっても我々も無謀な20代じゃありません。盗んだバイクで走り出す10代でもありませんから、無茶なことはしません。裸一貫で会社を興すぜ!なんて馬鹿はしません。それなりのプラン、目論見があるからこそ仕事にすることを実行したんです。計画が出て、踏ん切りつけて、実際に動き出すまで2年ぐらいかかってるんじゃないですかね。

では実際に何をしていくのか。何を持って仕事としてやっていけると思ったのか。
単純な話、ゲームの有料化です。はいそこ、サヨナラなんて言わない。いいから聞け。3人でやろうっていってるぐらいですから、いきなりプレイステーション3に参入とかありえません。そんな金ありません。基本はWindowsでのダウンロード販売になると思います。要はシェアウェアかい!ってほど単純な話ではなく。シェアウェアで食っていけるなんて夢は持ってません。ダウンロード販売というのは単純にパッケージ販売に比べてコストが抑えられますから。趣味活動で金を取るのではなく、あくまで会社化して商品を販売するというスタンスです。ソフト開発会社を立ち上げたいって話です。そう、まだ会社化も何もしていません。いきなり会社化してずっこけたらどないすんねん!

最初はこの程度の考えで進めていたんですが、状況は変わります。今はXNAというWindows用にゲームを開発したものがそのままXbox360のダウンロードコンテンツとして使える開発環境が世に現れました。Wiiにもヴァーチャルコンソールがありますし、ゲームのダウンロード販売というのはこれから賑わっていくものではないかと思ってます。携帯電話用コンテンツってのも需要があがってきましたし、Flashでゲームを組めば携帯でも動くし、Wiiでも動くようになりました。いろいろと可能性があります。今は何を言っても絵に描いた餅でしかないですが、世の流通や流行が変わるときにアクションを起こさなければ成功はありえないもんです。流行った後に流れに乗るんじゃ遅いんです。一生に一度の大決起が出来るのも30代までです。ここらで勝負に出るのも悪くない。

1〜2年の間に結果を出すつもりです。仕事としていけるかどうか。我々がまたゲームをつくるぞーとなると、LA-MULANAのようなものを期待される方も多いかもしれませんが、あんなもん当分作れません。いずれはあの規模のゲームを3Dで、今の表現手法で作って見せたいという計画はもちろんありますが、ちょっと猶予をくださいませ。まずは仕事として、資金をプールさせてもらいます。つまり、小銭稼ぎです。月に安定した額が入るようになり、「行ける!」と判断を出せたらそこから第2のスタートになります。ですから公式ページなんかをつくるのではなく、ブログ程度で状況報告にとどめていたりするわけで。
8ビット時代のパソコンゲームメーカーって少人数だったじゃないですか。大企業になるとゲームも商品になっちゃうんですよね。ゲーム文化って漫画やアニメに比べて特殊すぎると思います。アマチュア製作はおいといて、商品となると大型企画ゲームのみしか選択肢がない。他の商品であれば、大企業が作ったもの、安い工場で大量生産されたもの、地方の職人が手間かけてひっそり作っているもの、いろんな選択肢があるものです。ゲームにもそういうスタンスの商品があってもいいんじゃないかというのが我々の目指すものです。大企業のようにばしばし広告打って、売れ筋のハードにシリーズ物バンバン出して、ムービーに数億かけるゲームではなく、数人の職人が「これ面白くね?」とグラフィックや広告はしょんぼりだけど常に変わったものを出してくる。そんなゲーム製作会社があってもいいと思いませんか?

GR3PROJECTを応援してくれた皆さんに媚びるつもりはないです。「つまんねーもん作るなボケ!」と思ったときはどうぞ見限ってくださいませ。でも、「自分たちがこいつらを立派なソフトメーカーまで育ててやるぜ」ていうゲームも面白そうじゃね?ん?包み隠さず言えば「これからもゲーム作るからお前ら金出せ」といいたいわけですよ!出せ!よこせ!
もちろん金を出すに値すると思われるよう、精進していきます。LA-MULANAクラスのゲームがまたやりたかったら貢いでくれ!って話です。なんて言いざま。でも包み隠して企業対応してもね。俺が「皆様の応援により我々の活動は支えられております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。」なんていったら気持ち悪いでしょ。がんばりますよ。会社化する前から応援してたぜ!ってことが自慢になるような存在目指して。



仕事にするぜ!っていうのは他にも利点がありまして。仕事として成立させるためにはお金が動くということを確定させなきゃならんわけです。そのためには開発スパンも製作と販売のバランスが取れなきゃいかんわけです。つまり今までのようなペースではなく、少なくともこの1,2年の間に何度も開発・公開をしていきますってことです。公開までの間が空く期間でもブログで3人がゲーム論だの製作論だの楽しくやっていこうかと思いますのでよろしくね。

comments

Anonymous Anonymous said...  At February 1, 2007 at 1:44 AM

ブラウザ落とそうかと思ったときにこのブログに気づきました、今後ともご活躍を楽しみにしております。また、微力ながら協力させて頂きます。

 
Anonymous Anonymous said...  At February 1, 2007 at 2:22 AM

守るものがあるなかでの一大決心、すごいとしか言いようがありません。
これからも応援させていただきます。

 
Anonymous Anonymous said...  At February 1, 2007 at 3:13 AM

プロジェクトから会社が立ち上がるのは
なんとなーく予想はしてましたエエ。

その意味では、GR3とLA-MULANAはイイ宣伝材料になっていると思いますよ。

ゲーム製作の面については、今までの所を見るに当たって、心配はしてないですが、金の流れをどうするか、ってのはTOPとして構築しなきゃイカンですからねー。

 オイラも形や業種・知名度は違えど、同じように会社持ちになると思うんで色々と切磋琢磨して行きましょう!

 
Anonymous Anonymous said...  At February 1, 2007 at 10:27 AM

見事に企まれた!
MacOS9じゃ表示が変だけど!

これからも応援いたします。

 
Anonymous Anonymous said...  At February 1, 2007 at 8:31 PM

なんと!嬉しい驚きです!
御三方の活動、これからも応援させてください!

 
Blogger ならむら said...  At February 1, 2007 at 11:01 PM

さっそくのコメント、ありがとうございます。
朝7時までチャットとは何事か!
とりあえず、早く次の行動に出たいのにまだ出れないもどかし状態は抜けてほっとしている所です。
ベクター登録歴などないのでどれほどダウンロードされているかとかの数字を持ってないのが弱い所ですが、立ち上げ初めぐらい楽しく楽観的に突っ走りたいと思います。
最後までヨロシク。

 
Anonymous Anonymous said...  At February 1, 2007 at 11:37 PM

一つの祭りは終わりを告げ
……そして、始まるんですね!?

これからも応援させていただきますよッ!!

 
Anonymous Anonymous said...  At February 4, 2007 at 10:15 PM

うわあああ。たばかられた!(遅っっ

いやしかし素直に嬉しいです。
蔭ながら追っかけ続けさせていただきます!

 

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